闇に魅せられ、狂わされⅣ

こんにちは、Dr.Nです。

今回は、9月9日(日)の熊本CSで自分が使った黒単ヘルボロフの解説になります。


リストは以下の通りです。





リスト解説


○メイン

・マタドールマルクーゼ×3
バスターやダンテを始めとした革命チェンジ、ジョーカーズのスロットン、赤白轟轟轟のヘブフォ、グラスパー等 環境を広く見れるメタカードとして採用。
2コストなのが本当に優秀。しかし、後半引いても腐る事が多いので3枚。


・堕魔ドゥスン×3
ブライゼ、チェンジザダンテ、グラスパー等の序盤の動きを鈍らせる為に採用。
相手のプランを狂わせるのでそれなりに強かった印象。
刺さり方が対面によるので3枚。


・堕魔ドゥポイズ×2、学校男×1
序盤のウィニーを焼く為に採用。
ハリデルベルグがある時に使えば相手の盤面をかなり壊せる。


・停滞の影 タイムトリッパー×2
序盤に出せれば多くのデッキの動きを鈍らせられる。
ジョーカーズのパーリ、グラスパー・ゲイルのボントブラントボ等からの追加の動きを制限出来る。


・解体人形ジェニー×3
闇文明最強クラスのハンデスカード。素出ししてもウェルカムヘルから釣っても強い。
ウェルカムヘルがある時にドラグナーで殴って墓地にあるジェニーを出してマグナム効果でジェニー破壊して…って動きを繰り返す事で相手のシノビ、ベガス、革命0トリガーをケアしながら殴れるので本当に強い。


・白骨の守護者 ホネンビー×2
墓地を肥やせるブロッカー。このデッキはブロッカーが少ないので貴重な枠。
回収効果でハヤブサマル回収出来たり、スパイナーのSSTで出せるのも◎


・爆霊魔タイガニトロ×2
以前のスザクでの暴れっぷりから殿堂の危機がありましたが、回避したのでまだまだ悪さしましょう。相手の盾刻みながら反撃されないようにハンデスするのは相変わらず強い。
ゴートゥヘルから蘇生出来るのもgood
今回はボーンおどりチャージャーが不採用の為、枚数は抑えめで2枚。


・百発人形マグナム×2
踏み倒しメタ。マタドールとは違って自分にも反応するのを利用してウェルカムヘルの蘇生効果を使い回したり、ハリデルの除去を活かしたり出来る。
呪文にも反応するが忘れられがちなので注意。


・Dの地獄 ハリデルベルグ×2
数を並べてくる相手に学校男・ドゥポイズやマグナムと合わせて相手の盤面を壊すのが主な役割。パワー低下なのでサッヴァークも除去出来るのが魅力。
ウェルカムヘルとがあれば大量除去、大量蘇生のコンボが出来てとても楽しい。
最近はチェンジザのメメントを貼り替えたりもします。


・凶鬼09号 ギャリベータ×2
墓地肥やし兼ドロソ。
墓地から召喚出来るので、破壊系の除去が効かないのが優秀。墓地肥やしが少なめのこのデッキでも、一度ギャリベータを引ければ大量に墓地を増やしつつ、確定ドロー出来るので採用。
また、デーモンコマンド持ちなのでブラックサイコに侵略出来たり、ドルバロム様に進化する事も可能


・マッドデーモン閣下/デーモンハンド×3
クリーチャー側は墓地回収、呪文側は受け札になってくれる為とても優秀。
シールドトリガーとして発動した後、墓地に行くのでウェルカムヘルから釣れるのが偉い。
コイツもデーモンコマンドを持ってるのでドルバロム様に(ry


・復讐ブラックサイコ×1
流石の強さの殿堂カード。
ジェニーから繋げて大量にハンデスしたり、ウェルカムヘルを利用すればcipを何回も使い回す事も可能。
なんで1枚しか入れられないんですかね…
そしてコイツもデーモンコマンドを持っているので(ry


・撃髄医スパイナー×3
複数体を除去出来るシールドトリガー。轟轟轟対面はコイツを盾から引く事をひたすら願いましょう。また、ダンテにロックをかけられた時の最期の希望でもある。
SST効果も強力でまさに逆転の可能性を生み出してくれる。


・光牙忍ハヤブサマル×1
お馴染みのどこからともなく飛んでくる忍者。
墓地回収が出来るこのデッキでは早めに使って墓地から回収して使い回す事も多いので覚えておきましょう。


・龍覇ニンジャリバン×3
ヘルボロフの相棒
ヘルボが着地するまでの時間を稼いだり、ヘルボ着地後の動きを安定させたりしてくれる。


・極・龍覇ヘルボロフ×4
切り札、永遠の相棒です。
CSでヘルボロフをドルバロム様に進化させてダイレクトアタックっていう激アツ展開した時は昇天しそうなくらい気持ち良かったですね。


・悪魔神ドルバロム×1
闇文明最強のロマンカード
現環境、スザクと赤黒ドルマゲドン以外なら出せたら大体勝てます。まさに神。
最近は黒単ヘルボロフでは難なく入るデーモンコマンドが増えていてとても嬉しいですね。
(因みに、ちゃんと初期を使いました)



○超次元

・極魔王殿ウェルカムヘル×1
確定、強い。
フォートレス側は進化も出せますが、クリーチャー側に龍解すると非進化しか出せないのは注意。
早く殿堂解除お願いします(切実)


・滅殺刃ゴー・トゥ・ヘル×1
ウェルカムヘルとは違って盤面のクリーチャーが揃ってなくても龍解してデーモンハンドとして利用出来る。
デスゴロス攻撃時、ヘルボロフ蘇生→ヘルボ効果でゴートゥヘル装備して更にクリーチャー蘇生の動きでかなり盤面を広げる事が出来ます。


・魂喰いの魔狼月下城×1
全軍スレイヤーにして殴り返しを防いだり、逆に殴り返しに行ったり。
龍解後の能力忘れられる事多いので注意。


・悪夢卍ミガワリ×1
よく使うやつ。
ウェルカムヘルの龍解の時に盤面を減らさないようにしたり、破壊耐性を利用して山回復したり役割は結構多いですね。
ラクリガエシの状態で墓地肥やしにいくことも稀にあります。


・龍魂城閣レッドゥル×2
これもよく使う。
ウェルカムヘルから蘇生したニンジャリバンにSA付与してウェルカムヘル効果起動させるのが主な役目。
殴りに行かないといけない場面で使う事も。


・龍魂教会ホワイティ×1
除去出来ない厄介な相手を止めたり、魔狼月下城と合わせてタップキルしたりする。


・革命槍ジャンヌミゼル×1
詰めに行く時に装備してホーリーケアをする。
スザク対面では勝手に龍解して、時間稼いでくれるので有効。




○今回、採用を見送ったカード

採用するかどうか迷ったカードの一部を抜粋して抜けた理由、代わりに採用したカード等について解説していきます。
どれも採用の余地は十分にあるので環境の変化や、自分が強く押したい動きに合わせて採用しても良いと思います。



・一撃奪取ブラッドレイン
各種カードを1ターン早く使う事が出来るようになる黒単ヘルボロフの初動の定番。レインからジェニーに繋ぐ動きは黒単ヘルボロフ全盛期に誰もが見た事ある光景だろう。
しかし、環境が黒単ヘルボロフに対して向かい風であるのは目に見えていて、2ターン目にレインを出して自分の動きを強めても勝てる試合が増える事は殆ど無いと考え不採用。
その分2ターン目からしっかりと相手の動きを牽制出来るドゥスンやマタドールに枠を譲った形になる。


・ボーンおどりチャージャー
役割は前述したレインとほぼ同じ。初動のカサ増し+墓地肥やしとして使い勝手が良く、インフェルノサインと合わせて最速でヘルボ着地が狙える。
不採用の理由としてはレインと同じで、自分の動きを強める事にそこまで魅了を感じなかったから。また、インフェルノサインとの組み合わせがあってこそ最高のパフォーマンスを発揮出来ると考えていたが、インフェルノサインが不採用になった事もあり踊りチャージャーも抜ける結果となった(インフェルノサイン不採用の理由については後術)。


・暗黒鎧ヴェイダー
4コスト4000のパワーラインを持ちながら、毎ターン墓地を肥やしてドローが出来る有能クリーチャー。墓地に落ちるのは闇のクリーチャーではなくても良いのが優秀。
しかし、環境に蔓延しているジョーカーズが不採用の理由。どれだけヴェイダー自体が有能でもポクチンに泣く泣く墓地をリセットされる事は目に見えていた。スザクとは違ってヴォガイガ+卍月の流星群のような高速の墓地回復手段を持たない黒単ヘルボロフでは毎ターン1枚墓地を増やすだけでは不十分と考えた。更にジョーカーズの受け札として採用されているキングザスロットン/7777777を考慮した際に、タイガニトロやマグナムと言った場に残しておきたい4コストのメタカードが除去される確率を少しでも抑える為、今回は代わりにギャリベータを採用する形となった。


インフェルノサイン
最速ヘルボ着地を実現してくれる殿堂カード。シールドトリガー持ちの為受けとして使う事も可能で、このデッキであればほぼ全てのクリーチャーを蘇生出来る。
ヴェイダーの欄で前述した通り、ポクチンによる墓地メタや環境に増えている各種踏み倒しメタに弱く、墓地に都合よくサインから出したいクリーチャーが落ちている事が少ないと思い不採用に。


・ルソーモンテス/法と契約の秤
クリーチャー側は2ターン目にバスター対面に出してワンチャン賭ける事もあり、呪文側はインフェルノサインからトリガーを失ってる分、進化も出せる為サイコを蘇生する事も可能。
しかし、インフェルノサインと同じく使いたいタイミングで墓地が増えているとは限らず、不採用になった。


・龍魂遺跡グリーネ
ニンジャリバンからヘルボロフに繋げるマナ加速。昔はこの流れをよく見たもの。
今の環境ではわざわざ1マナ加速する為に1ターンを使うのはあまりに勿体無く、それよりもメタカードをプレイしたり、相手への妨害を続けた方が強く、超次元の枠を節約する為にも不採用。


・無敵剣プロトギガハート
一時期スザクでも使われたようにテック団ケア、GTへの殴り返し等に使う。他にもプロトギガハートを装備した状態のドラグナーは詰めの打点としても優秀で使う場面もしばしば。
自分も墓地ソースやアナカラーシャコガイルが流行っていた時期は採用していたが、その両方のデッキが減少傾向にある為採用せず、代わりにホワイティを採用した。




終わりに

今回は簡単にですが、自分が使った黒単ヘルボロフの構築解説をやりました。記載している事以外の事で質問がありましたら気軽にリプください。ご意見、ご感想お待ちしています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回も新しいデッキを作ったりCSに出たらブログ書くかもしれないので、その時はよろしくお願いします。